語彙と詳細設定
このページでは、文字起こしの精度や仕上がりを調整するための Hotwords、Text Replacement、Speaker Profiles、そして LLM Polish の Advanced Settings をまとめています。初回起動時に必須の設定ではありませんが、専門用語、話者、整文の挙動を細かく調整したいときに役立ちます。
推奨対象
- 専門用語、人名、製品名などが繰り返し誤認識される場合
- 文字起こし後の表記や言い回しを揃えたい場合
- 今後の文字起こしで、登録済みの話者を候補として出したい場合
- 既定の設定を超えて、Auto-Polish やカスタムコンテキストを調整したい場合
まず開く設定画面を確認する
Settings > Vocabulary:Hotwords、Text Replacement、Speaker Profilesを管理します。LLM Polish > Advanced Settings:Auto-Polishのオン / オフ、頻度、キーワード、シナリオプリセット、カスタムコンテキストを管理します。- まず基本的な AI Polish や翻訳の流れを知りたい場合は、AI Polish と翻訳 に戻ってください。
Hotwords が役立つ場面
- 特定の名前やフレーズの認識が何度もぶれる場合、その用語を
Hotwordsに追加します。 Hotwordsは 1 行に 1 項目ずつ入力します。用語 :2.0のような重み付けにも対応しています。- 現在、この機能は特に Transducer および Qwen3 ASR モデルで効果を発揮します。
Text Replacement が役立つ場面
- 文字起こし後に同じ用語の表記ゆれが目立つ場合は、
Text Replacementを使います。 - 繰り返し発生するパターンの自動修正に向いていますが、セグメントごとの確認を完全に置き換えるものではありません。
- セグメント単位の編集に集中したい場合は、編集と再生 に進んでください。
Speaker Profiles が役立つ場面
- 登録したい話者のプロファイルを作成し、その人のローカル音声を参照サンプルとして 1 つ以上インポートします。
- Sona はインポートした音声サンプルをアプリ内で扱える形式に整え、話者モデルが設定されている場合に、候補提案や自動マッチングの判断材料として使います。
- プロファイルは、利用できる音声サンプルの数や長さに応じて、
Ready for automatic matching、Limited to suggestions、Not ready yetのいずれかの状態を示します。 - プロジェクトごとに有効にする話者プロファイルを選べるため、クライアント、講座、定例会議ごとに別の話者セットを維持できます。
- Speaker Profiles は完璧な自動割り当てを保証するものではありません。候補の確定、別プロファイルの適用、匿名へのリセットは、引き続き編集と再生から行えます。
Advanced Settings を開くタイミング
- 単発の
LLM Polishだけでなく、Auto-Polishを管理したい場合 Auto-Polish Frequency、キーワード、シナリオプリセット、カスタムコンテキストを調整したい場合- プロバイダーとモデルの設定は済んでいて、より具体的な用途に合わせて整文の挙動を変えたい場合
お役立ちメモ
Advanced Settingsは AI Polish と翻訳 の一部です。前提となるプロバイダーやモデル設定の代わりにはなりません。- Speaker Profiles の準備状態は、候補の品質や自動マッチングの信頼性に影響しますが、手動でプロファイルを適用できるかどうかには影響しません。
- 文字起こし本文を整えるのではなく、横に要約を作りたい場合は、AI Summary に進んでください。
- 設定済みなのに期待通りに動作しない場合は、FAQ とトラブルシューティング を確認してください。